特に大分は、リーグ戦とカップ戦それぞれの開幕戦がコロナ禍の影響で日程変更になったことで、スタートから公式戦11連戦というハードスケジュールを強いられ、前節でようやくそれが終わったところ。今節は今季初めて1週間の準備期間を得て臨む試合で、ここからまた同9連戦が始まる。いきなりの連戦で腰を据えて組織を育てる余裕もなく、明治安田J2第5節までは未勝利という苦しいシーズン序盤になったが、第6節・琉球戦(4◯1)から調子が上向き、前々節・仙台戦も3-1で勝利を収めて連勝。前節の東京V戦は0-1で敗れたが、攻撃陣の好調と守備の立て直し、3月17日にチームに合流したエドゥアルド ネットのフィットといった好材料が、ここからの巻き返しを期待させる。
大分ほどではないが、徳島も開幕から二度の公式戦5連戦という日程に苦しんできた。リーグ戦はここまで1勝7分。負けてはいないが勝ち切れてもいないという内容で、5試合をクリーンシートで終えるなど、粘り強さが際立つスコアとなっている。ダニエル ポヤトス監督の2シーズン目だが、主力選手が入れ替わっており、やはり連戦をこなしながらの新チームの組織構築に時間を要しているようだ。
現在は14位と15位に沈んでいる両軍だが、浮上の兆しはそれぞれに見えている。それをより確かなものとするために、勝点3を強く求め合う今節となる。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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