これで今季三度目の連敗を喫したが、ここ2試合の内容は決して悪くはない。前々節・岡山戦では引いた相手に対して主導権を握り、仙台戦ではパスをつないでくる相手に対してプレッシャーを掛けてボールを奪い、シュートを打った。敵陣には迫れており、あとはゴールを決め切るだけだ。連戦で練習時間が限られる中、チームはパス1本、シュート1本の精度を上げるために取り組んでいく。
琉球は前節、ホームで新潟と1-1で引き分けた。この試合では琉球のフォーメーションに変化があった。前々節までの3試合で採用していた[3-4-2-1]から[4-4-2]に戻すと、これが奏功。先制点を決めた草野 侑己が「距離感が良く、一人ひとりがワンタッチツータッチでテンポよくやれていた」と話すように、琉球らしいリズミカルなパスが通るようになる。結果としてはリードを守り切れなかったが、新潟に対して走力や球際の競り合いで闘い、勝点1をつかみ取ったことは収穫と言えるだろう。9試合未勝利で最下位に沈む現状から、5月で反転攻勢をかけていくために敵地に乗り込む。
試合の流れとしては、パスをつなぐ琉球に対して、秋田が粘り強く守ってカウンターに出る展開が予想される。ただ前節を見れば、琉球も球際の戦いを挑んでくると思われる。そこは秋田の強みでもあるが、どちらが上回るか。秋田は中2日、アウェイの琉球は中3日で迎える5連戦の4試合目。疲労も蓄積しているであろう状況で、浮上のきっかけをつかみたい両チームがソユースタジアムで激突する。
[ 文:竹内 松裕 ]

