群馬に乗り込んだ前節は、立ち上がりの7分にイヨハ 理 ヘンリーからの縦パスを受けた髙橋 利樹が持ち込み、2試合連続となるゴールを右足で冷静に決めて先制。その後は攻め込まれる場面もありながら耐え、49分にはセットプレーの流れからイヨハ、67分には菅田 真啓のフィードを伊東 俊が落とし、髙橋が3点目を挙げて突き放す。
しかし、終盤にロングシュートとドリブル突破を許して立て続けに2点を失い、1点差の辛勝。勝点3を加えてJ1参入プレーオフ圏の6位に浮上したものの、明治安田J2第16節・大分戦から終盤に失点する試合が続いている。
大木 武監督が「これが実力」と戒めるように、得失点差も依然マイナスの状況のため、安定感を高めることが課題だ。
対する甲府は前節、徳島と対戦。前半にFKから先制を許したが、後半から出場したウィリアン リラがPKを決めて追いついた。終盤には1人少ない状況となって守り切った格好になったとはいえ、これで4戦連続の引き分けで、チャンス自体は作れていながら勝ち切れなかった印象も残る。
吉田 達磨監督も「勝ちに近づく試合をしながら、応援を勝点3に変えることができなかった」と悔しさを口にし、鳥海 芳樹は「ゴール前の質が足りない」ことを指摘。今節は5試合ぶりの勝利を目指す戦いとなる。
熊本が勝点27の6位、甲府が勝点25の8位と、プレーオフ圏を争う状況での対戦。ともに攻撃的なスタイルを志向するチーム同士とあって、見ごたえのあるゲームになることが期待される。
[ 文:井芹 貴志 ]


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