町田が2016年にJ2復帰を果たして以降、熊本戦における戦績は5勝1分。圧倒的な戦績が残っているが、4年ぶりの対戦がそうした風向きを変えるだろうか。
ホームの町田は前節、敵地に乗り込んだ大分戦に1-3で敗れた。内容面でも差が否めず、古巣戦を戦ったポープ ウィリアムは「大分の力を見せつけられるような試合だった」と肩を落とした。それでも試合はやってくる。1巡目の最終戦となる今節は、昇格を目指す町田にとって、リスタートの一戦だ。
ホームに迎撃する熊本のことを、町田の選手たちはただの昇格組としては見ていない。「個人としてもチームとしても質を伴った強いチーム」とドゥドゥは最大級の警戒心を表す。町田としては、攻守両面において強度の高いプレーで相手を凌駕し、先制点を奪う展開が望ましい。「自分たちから仕掛ける試合にしたい」とは奥山 政幸の弁だ。
一方の熊本は今季7勝のうち6勝を挙げているアウェイゲームでの強さを生かしたい試合か。町田が構築するコンパクトな陣形を前にしても、臆せずライン間で起点を作り、馬力を生かして前進しながら、作ったチャンスは確実に仕留める。町田がホームで前傾姿勢になればなるほど、つけ入るスキはあるはずだ。
町田は今季8勝のうち6勝がホームで挙げたもの。熊本のアウェイでの戦績を踏まえると、“内弁慶”対“外弁慶”の対決と言えるかもしれない。
[ 文:郡司 聡 ]
