その後の大分はここ7試合を3勝3分1敗。シーズン前半戦の大型連戦を終えてからは勝点を積むペースを上げ、現在は勝点37で8位につけている。ただ、主導権を握りながら勝点を取りこぼす試合も多く、J1参入プレーオフ圏の6位以内には一度も入れていない。特に終盤の失点を阻止し、しっかりと勝ち切ることが課題だ。続出した負傷者もコンディションを上げつつあり、前節は途中出場で町田 也真人とサムエルが戦線復帰。長沢 駿や呉屋 大翔らFW陣が得点できていることも好材料の1つだ。
一方の群馬は、リーグ戦5連敗中と苦しい戦いを続けている。第17節の町田戦から1分9敗で20位に沈んでおり、悪い流れを断ち切る糸口を見つけたいところ。今節は13日に天皇杯ラウンド16・広島戦を戦ってからの敵地戦。広島戦はリーグ戦からメンバーを入れ替えたとはいえ、日程的にもディスアドバンテージを抱えた状況だ。広島戦では途中からシステムを変更し、手堅く守ってカウンターを狙うなど戦術的バリエーションも駆使しつつ決定機を演出したが、前節の町田戦ともども、相手の好守に阻まれて無得点に終わっている。
大分の下平 隆宏監督はそんな相手を迎え撃つ難しさを警戒。「絶対に何かやってくるはず。こちらが準備しているものではないもので来る可能性もある」と、選手たちに柔軟な対応力を求める。なかなか波に乗れずにいる大分と、降格圏が背中に迫る群馬。突破口となり得る勝利をつかむのはどちらか。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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