前節、アウェイで山形を下した熊本は、勝点を38に伸ばし、J1参入プレーオフ圏と勝点差1の7位に浮上。終盤にかけては山形に押し込まれる時間も増えたが、今季5試合目の無失点で得失点差のマイナスも解消した。
ただ、大木 武監督は「守備でも攻撃でもいいから、押し込まれるのではなくて相手陣地でもう少しプレーできれば」と話しており、その点を意識してピッチで表現できるかがポイント。ホームでは3月21日に行われた明治安田J2第5節・長崎戦以来勝利がない状況だが、今季二度目の連勝で上位陣に食らいついていきたい。
一方の山口は、現在8勝7分11敗の勝点31で16位。前節は首位争いを演じる新潟に3点を先行される展開となり、途中出場した梅木 翼が終了間際に一矢報いたが、1-3で敗れた。押し込む場面も作ったが、ボールロストからのカウンターで先制点を与えるなどうまく組み立てることができず、田中 渉は「判断のスピードを上げないといけないし、相手のプレスの逆を取ったりすることも増やしていかないといけない」と述べている。今節も高い位置から掛けてくる熊本のプレッシャーをいかにはがして運んでいくかがカギで、ボール保持の時間を長くして自分たちのペースに持ち込み、3試合ぶりの勝利をつかみたい。
双方にとって今後を左右する重要な一戦だ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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