ホームの大宮は前節・琉球戦で勝点1を獲得し、久しぶりに降格圏から脱出することに成功した。本音を言えば、最下位の相手から勝点3を奪いたかったが、敵地で負けずに帰ってきたことは評価できる。
ただ、現実に目を向けると、相馬 直樹監督が就任後9試合を終えてまだ1勝と、浮上の兆しをハッキリと見いだせていないことは事実として残る。その原因の1つは先制点を与えてしまう試合が多いこと。相馬監督体制下では7試合で先制を許しており、早急に改善したい課題である。
そこで迎える秋田は、イヤな流れを払しょくするためには格好の相手だ。“相馬アルディージャ”にとって初勝利を収めた相手であり、唯一無失点に抑えたチーム。約1カ月前(明治安田J2第21節/1○0)の良いイメージは残っているはずである。混戦の残留争いで優位に立つためにも、ここで待望の相馬監督体制ホーム初勝利を飾りたい。
対して、秋田は5月の第16節・千葉戦での白星を最後に11試合勝利がない状況だ。順位も少しずつ下がっていき、気がつけば下位に沈んでしまっている。
特に気になるのは失点の多さで、この11試合で無失点は一度だけ。6試合で複数失点を重ねてしまっている。そこに追い討ちをかけるように、今節は守備の要・千田 海人が出場停止となっている。
自分たちよりも順位が下の相手に敗れるようならば残留争いを覚悟しなければならなくなる。苦しい状況だが、ホームで苦汁をなめた相手にやり返し、負の流れを止めたい。
[ 文:須賀 大輔 ]

