ともにこの夏、チームの10番が海外へ移籍したが、新潟は伊藤 涼太郎、徳島は福岡から加入した杉本 太郎がそのポジションでクオリティーを発揮し、勝点を積み上げている。
前回対戦は、明治安田J2第20節。U-21日本代表遠征のため、それぞれ三戸 舜介、藤尾 翔太が不在。徳島が杉森 考起の突破から獲得したPKを一美 和成が決めて先制。新潟はゴール前の揺さぶりから谷口 海斗の得点で追いつき、1-1で引き分けている。
互いにボールを持って攻めたいチーム同士だが、前回対戦を踏まえて新潟の高 宇洋は「相手がこちらをリスペクトしてきて、(4-4-2の)ブロックをキレイに引いていたけれど、ボールを動かせば問題なかった。相手は引き分けが多いので、先制点を与えずゼロで守りながら、自分たちが2点、3点取ればとどめになると思うので、そういうゲーム運びができたら」とイメージする。
新潟はここ4試合、複数得点を挙げている。鈴木 孝司は4試合で5得点と絶好調。また、俊足を武器とする松田 詠太郎、中からサポートする形で攻撃に加わる藤原 奏哉の右サイドコンビがチャンスを量産しており、前節も2人の連係からチームの2点目が生まれている。
徳島は4試合連続ドロー中で、リーグ最少失点の堅守が武器。ただ、今節は最終ライン随一のスピードを誇るカカが出場停止。勢いに乗る新潟のスピードスター・松田をいかに抑えるかは、1つのポイントになる。前回対戦でドリブラーの本間 至恩(現・クラブ・ブルージュ)にうまく対応していた元新潟の新井 直人はスピード系のアタッカーに強いタイプ。左SBもこなせるだけに、マッチアップすることになれば見どころになるだろう。
新潟は3試合ぶり、徳島は5試合ぶりの勝利を目指してぶつかり合う。
なお今節は新潟の高木 善朗の父で、プロ野球解説者、ユーチューバーの高木 豊氏が来場。16時50分からスタジアム内で行われるスペシャルトークショーにも注目だ。
[ 文:野本 桂子 ]

