山口はホームで戦った前節・仙台戦からの3試合を『夏の維新劇場』と銘打ち、夏限定ユニフォームを着用しているほか、今節は『声出し応援運営検証対象試合』として声出し応援が可能な中で行われる。
その仙台戦は終了間際の渡部 博文のゴールで2-2に追いつき、連敗を『3』で止めた。渡部は「手ごたえと課題が同時に見つかった試合だった。パスの精度や最後のところをもっと高めないといけない。逆に言えばゴール前にあれだけ迫れたのは自分たちには可能性が多くあると感じた」と話しており、その手ごたえを確かなものにするためにも勝点3を得たいところ。ホーム2連戦となる今節は、チームを勢いづける絶好の機会だ。
一方の山形は前節、町田と対戦して1-0の勝利を収めた。夏に加入したディサロ 燦シルヴァーノが3試合目の出場で山形での初ゴールを挙げ、その1点を最後まで守り抜いた。決定力を手に入れた山形としては、ディサロのゴールをきっかけに波に乗りたいところ。上位を追撃するためには是が非でもここで連勝したいはずだ。両者ともに今後を占う大事な一戦になる。
古巣対戦となる選手が多いのもこの試合の見どころだ。山口は佐藤 健太郎と大槻 周平が元山形。山形は川井 歩と加藤 大樹、藤嶋 栄介が元山口だ。加藤は1-0で山形が勝利した前回対戦でゴールを決めているほか、金沢在籍時も含めてこれまで山口を相手に4ゴールと、古巣との対戦で結果を残している。
熱戦必至、2戦目となる『夏の維新劇場』の幕が上がる。
[ 文:田辺 久豊 ]


