前回対戦は、明治安田J2第21節。昭和電工ドーム大分での一戦は、2-1で新潟が勝利した。高木 善朗の2得点でリードを奪ったが、後半は大分にボールを持たれる苦しい展開。クロスに競り勝った長沢 駿に1点を返されるが、リードを守り切って勝点3を持ち帰った。
初の古巣凱旋となった前回対戦について、GK小島 亨介は「前回は勝ちましたけど、苦しみながらの勝利だったことは全員が記憶に残っていると思う。しっかり自分たちのスタイルを出して勝ちたい」とコメント。より自分たちがボールを持ち、主導権を握って進めたい構えだ。
新潟は前節、岩手に2-0で完封勝利を収めた。相手にPKを与えたものの、小島が読みどおりにキャッチすると、その1分後に伊藤 涼太郎が先制点を奪取。さらに相手CKからのロングカウンターで、伊藤のラストパスから高木が追加点を奪って突き放した。また、ケガから復帰したトーマス デンが素早くフィットし、ここ3試合はクリーンシートが続いている。
大分はイレギュラーな日程での水戸、秋田とのアウェイ連戦を経て、今節は中5日でアウェイ・新潟戦に臨む。
前節・秋田戦はペレイラが出場停止、また新型コロナウイルス感染症やケガの影響で離脱者が出たことで、急なメンバー変更を強いられた。しかし開始早々の3分に相手のミスを見逃さずに先制すると、統率された守備で秋田の攻撃を阻止。32試合ぶりに先発起用されたGK吉田 舜も、52分、67分の枠内シュートを止めて、守り切った。
大分は、夏の補強で金崎 夢生が加入し、3試合出場を続けている。新潟としては、ここ5試合で3得点を挙げているサムエルとともに、注意が必要な選手の1人だ。
ボールを持って主導権を握りたいチーム同士のぶつかり合い。前回対戦と同様、見ごたえのある試合になることは必至だ。
[ 文:野本 桂子 ]

