山口は前節、連勝を目指して敵地に乗り込んだが、徳島に1-2で敗れた。ミスからの流れで与えたFKで先制され、後半に高井 和馬の見事なFKで追いついたが、終了直前の90+5分に決勝点を奪われた。最後の失点もミスからの流れで相手に与えたCKで、名塚 善寛監督は「立ち位置がしっかりと伝わっておらず、いるべきところに人がいなかった。自分たちの単純なミス」と話したが、ミスの連鎖によって自滅した格好となった。
一方の横浜FCは、前々節は岡山、前節は町田との上位直接対決できっちりと1-0の勝利を収め、首位をキープ。現在3連勝中で、1年でのJ1復帰に向けて着実に歩を進めている。試合内容を見ると、圧倒的な力で相手をねじ伏せているというよりも、勝負どころで確実に仕留めているという印象だ。
今季の山口はホームでめっぽう強く、上位を苦しめてきた。横浜FCにもアグレッシブな戦いを挑み、首位を食ってみせるかどうか注目だ。名塚監督は「自分たちからボールを奪いにいくのが山口のスタイル。それがしっかりとできれば相手コートでサッカーができるはず」と話す。
両者の前回対戦は、最終盤までスコアレスで進み、89分に途中出場の亀川 諒史が値千金の決勝ゴールを決めて横浜FCが1-0で勝負している。今回も前回同様に同じフォーメーションで対峙することになりそうだが、そうなれば各ポジションで向き合う選手同士が激しくボールを奪い合うことになる。激戦必至の一戦、どちらが勝ちどきを上げるか。
[ 文:田辺 久豊 ]


