千葉は前節、ホームで長崎と対戦。「準備したとおりの良い姿を見せてくれたし、攻守において積極的にやってくれた」と尹 晶煥監督が振り返ったとおり、前からプレッシャーを掛けて一定の攻め込む時間を作ったものの、最後までネットを揺らせず。後半に決められた1点に泣いて黒星を喫し、J1参入プレーオフ圏との勝点差は『6』に開いた。
千葉の慢性的な課題として浮き彫りになっているのが、得点力。特に流れの中から得点を挙げる部分で質を欠いており、明治安田J2第31節・町田戦から、約1カ月間セットプレー以外でのゴールがない。「精度を上げてゴールにつながるようなシュートをしなければ得点は入らない。もう少し相手のイヤがることをやらないといけない」(小林 祐介)と攻撃面の課題は明白で、チアゴ デ レオンソや櫻川 ソロモンといったストライカー陣の奮起も求められる。
対する金沢は今週火曜日、ホームで長崎と対戦。3点差をつけられて苦しい状況に追い込まれたものの、選手交代が奏功して立て続けに得点を奪うと、88分に豊田 陽平が同点弾を挙げて勝点1を獲得した。柳下 正明監督は「0-3以降はたくさんチャンスも作れていた」と振り返り、「残り20分、25分のプレーをスタートからやれるようにしていきたい」と話す。今節は前半のうちに得点を奪い、試合を優位に進めたいところだ。
リーグ戦でのこのカードは千葉が直近6連勝を収めているが、今年6月に行われた天皇杯2回戦では金沢が逆転勝利を収めている。今節は果たしてどちらに軍配が上がるのだろうか。
[ 文:藤井 匠 ]
