残り2試合にして15勝13分12敗の勝点58で8位の山形は、6位・徳島、7位・仙台とは勝点1差。J1参入プレーオフ出場権を得るために背水の陣で敵地へと乗り込む。ピーター クラモフスキー監督の戦術が浸透し、その攻撃的スタイルを貫きながら戦っているが、連戦だった直近3試合はすべてドロー。第39節は新潟、5日に開催された第33節は大宮と戦い、いずれも狙いの形から先制したが、終盤に追いつかれた。前節の水戸戦では相手のハイプレスに苦戦しながら辛抱強く戦って、0-0。今節は1週間の準備を施し、4試合ぶりの勝利を期す。
一方の大分は17勝15分8敗の勝点66で5位。前節、横浜FCとの激戦を3-2で制してプレーオフ進出が確定し、今季のホーム最終戦を迎える。プレーオフをより優位に戦うために勝点1差で4位につける熊本との順位逆転を狙うが、プレーオフ参戦確定が心理的にいかなる影響を及ぼすかが気になるところ。8戦無敗の3連勝中と好調だが、後半戦を10勝8分1敗と全力の巻き返しで浮上してきたテンションを、次なる目標へとつなげられるかがポイントとなる。
両クラブは過去、何度もJ1昇格を目指すシーズン終盤に対戦し、その都度、激しい戦いを演じてきた間柄。今節も命運を懸けて互いのスタイルをぶつけ合う熱戦となることが予想される。指揮官の采配を含め、試合運びの巧拙も勝敗を分けそうだ。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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