徳島、仙台は勝点62で並び、山形は1差の勝点61。徳島は得失点差で仙台より8つ上回っていることから、山形に勝利すれば6位キープとプレーオフ進出はほぼ間違いない状況だ。ドローに終わった場合も、仙台が引き分け以下であればプレーオフ進出が決まる。山形は得失点差で徳島をリードしているが、今節に関してはそれがアドバンテージになることはない。プレーオフに進出するためには徳島との直接対決で勝利することが絶対条件。その上で、仙台がドロー以下に終わるという他力も必要だ。
山形は前節、アウェイで大分に3-0で勝利。押し込まれる苦しい時間は長かったが、効率よく得点を重ね、最後まで無失点でしのぎ切った。10月に入って引き分けが3試合続き、プレーオフ圏内の手前で足踏みが続いていたが、ようやくつかんだ前節の勝利を、連勝という形で結実させることができるか。勝つしかない状況とホーム最終戦という舞台。チャレンジャーマインドが刺激されないわけがない。
リーグ最少失点の徳島は今季ここまでわずか5敗。最後の敗戦は後期の初戦、明治安田J2第22節・岩手戦までさかのぼる。ドローも多い“負けない徳島”が、ここにきて3連勝。クリーンシートが5試合ないことは懸念材料だが、複数得点が取れているなど攻撃は好調だ。前節・大宮戦は藤尾 翔太が2得点を挙げ、2試合連続ゴールをマーク。さらに、杉森 考起の出場停止で先発のチャンスを得た浜下 瑛が1得点1アシストと活躍した。一方、カカがここ2試合欠場している中、前節で内田 航平が負傷退場。CBの受難を乗り越え、4連勝でのフィニッシュを目指す。
[ 文:佐藤 円 ]
