岩手は前節、残留を懸けて、群馬との直接対決に臨んだ。0-2からクリスティアーノのロングヘディングシュートで1点差に迫ったが、直後に失点。さらにイケイケの群馬を止められず、1-5で敗れて21位以下が確定した。群馬はJ2残留が決まる明暗がハッキリする試合となってしまった。ただ、岩手の降格は確定しておらず、ライセンスの関係でJ3からの昇格が1クラブであれば、21位で残留の可能性がある。
ホームの甲府は天皇杯決勝から中2日の前節・町田戦を2-1で勝って、リーグ戦の連敗を『7』で止めた。今季は昇格争いに絡めず、現在18位と悔しい結果に終わったが、リーグ戦の手ごたえのある内容は天皇杯優勝につながっており、それを最終節のホームで見せて、吉田監督の評価を高めたい。岩手は第29節で当時首位の横浜FCに3-0で勝利しており、粘り強い守備からのカウンターがハマれば、強烈な攻撃で撃破してくる。天皇杯優勝の余韻で勝てる相手ではなく、天皇杯決勝や準決勝の鹿島戦と同じ迫力や覚悟で挑み、高い集中力を保ち続け、試合内容でも結果でも勝つ甲府の姿を見せたい。
[ 文:マツオ ジュン ]
