群馬と秋田のリーグ戦通算対戦成績は、J3時代を含めて群馬の4勝2分2敗。J3時代は2勝2分だが、J2で相対した直近2年は2勝2敗のイーブン。昨季は明治安田J2第11節で秋田が、元群馬の青木 翔大のゴールで勝利。第37節では群馬がその雪辱を果たしている。
群馬は、大槻 毅監督体制2年目のシーズンだ。細貝 萌、畑尾 大翔、櫛引 政敏ら守備陣がそろって契約更新し、チームの骨格は残っている。守備のベースを生かした戦いで開幕勝利を狙っていく。システムは[4-4-2]から[3-4-2-1]への可変式だ。
群馬は、秋田の力強いサッカーに対して自分たちのスタイルを表現できるかがカギとなる。攻撃は平松 宗、佐藤 亮、長倉 幹樹、川本 梨誉が軸。守備ではボランチで細貝と内田 達也が、CBは畑尾と酒井 崇一がコンビを組む可能性が高いが、開幕スタメンはベールに包まれている。
対する秋田は、吉田 謙監督体制4年目。2020年にJ3優勝を果たすと、J2での過去2年間は堅守速攻スタイルで13位、12位につけてきた。球際と競り合いの強さを武器に勝点を奪ってきたが、今季はGK田中 雄大、DF千田 海人ら主軸が移籍。14人の新戦力を加えて新たな船出となる。
ゲームのポイントは、秋田のロングボールとハイプレッシャーに対して、群馬がどう対応するか。細貝は「秋田はJ2の中でも独特というか特殊なチーム。徹底した戦いを貫いてくるし、その質も高い。ウチは相手に付き合って蹴り合うのではなく、自分たちの時間を作っていきたい」と話し、開幕戦へ向かう。球際、セカンドボール争いで主導権をとったチームが勝利に近づくはずだ。
[ 文:伊藤 寿学 ]
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