山口は前節、ホームで藤枝に0-3で屈し3連敗。7分にピッチ中央でボールを奪われ、ミドルシュートのこぼれ球を押し込まれ先制を許す。32分にDFがロングボールのこぼれ球を奪われて突き放されると、終了間際にはカウンターから3失点目を喫した。
直近の3試合で11失点と苦しんでおり、前節は球際で相手に上回られるシーンが続いた。セカンドボールの奪い合いが想定される秋田戦に向け、名塚 善寛監督は「ファイティングポーズを取って戦う姿勢を見せたい」と切り替えている。
一方の秋田は前節、アウェイの徳島戦をスコアレスドローで終えた。前半に複数の決定機を作りながらも決め切れず、後半に相手の反撃をしのいで前進したが、得点には至らなかった。開幕から無敗を継続し、6試合で1失点と堅守が光っているが、水谷 拓磨が「守備は良かった。ただ前半のうちに決めておけば勝てた試合だった」と話すように、チームは悔しさを感じている。
両チームの戦績を振り返ると、秋田は2021年のJ2昇格以降、山口とのリーグ戦で1分3敗と勝ちがなく、年をまたいで3連敗中。ここまですべての試合で山口に先制を許し、CKやスローインなどリスタートからの失点も相次いでいるだけに、現在の順位は関係なく、どれだけ相手にスキを与えずに試合を進められるかがカギになりそうだ。
低い位置からつないでくると思われる山口に対し、畑 潤基は「秋田としてはこれまでと変わらず、みんなでガンガン前から行って、ボールを奪ってゴールを仕留めたい」と得点を誓う。山口に一矢報いるには、ホームはうってつけの舞台だ。前節の悔しさをこの試合で存分にぶつけたい。
[ 文:竹内 松裕 ]

