ホームの熊本は3勝4分3敗の勝点13で13位。ホームに金沢を迎えた明治安田J2第8節で4試合ぶりの勝利を挙げたあと、岡山、磐田と続いたアウェイ連戦で2引き分けと、無敗で3連戦を乗り切った。前節・磐田戦は先制しながら追いつかれたが、攻守に自分たちの持ち味を発揮するなど内容は決して悪くなかった。ただ、相手のペースで進んだ時間が長く、1点に抑えたものの決定機を与えた点は課題で、「ボールをハントしそうになるところで相手にこぼれることが多かった。その辺りの強さやテクニックはまだまだ」と大木 武監督。細部を修正して、3試合ぶりの勝利につなげたい。
対する千葉は、第2節以降8戦未勝利だったが、前節・東京V戦は前半に見木 友哉のシュートのこぼれに詰めたブワニカ 啓太のゴールが決勝点となり、今季2勝目を挙げた。後半は相手にボールを握られる展開となりながら、試合を通じて相手に許したシュートは1本に抑え、小林 慶行監督も「今までなかなか表現できなかったことをしっかり表現できた」と守備面を評価。結果をつかめたことで精神面にもプラスの影響が見込まれる。初の連勝につなげて浮上の足がかりにしたい。
この顔合わせで思い出されるのは、熊本が地震による中断を経てリーグ戦に“復帰”した、2016年5月15日のフクダ電子アリーナでの一戦。時期的にも近いとあって、このゲームには野々村 芳和チェアマンが来場し、スタジアムグルメ広場で両チームのOBにあたる巻 誠一郎氏とトークショーを行う予定だ。
[ 文:井芹 貴志 ]


① 1.webp)