熊本は前節、J1昇格プレーオフ圏の群馬と対戦。前後半の終了間際にそれぞれ得点を挙げ、4試合ぶりの無失点で5試合ぶりの勝利。勝点を『17』に伸ばした。
「勝てないときも、自分たちが点を取れれば違う状況になっていた試合もあったと感じていた。勝つことでそれが確信になり、これからの自信にもつながる」と、先制点をアシストした上村 周平。今節ホームに迎える甲府も、群馬に続いてプレーオフ圏にいる相手だが、焦らず自分たちの流れをつかんで連勝につなげたい。
対する甲府は前節、ホームでいわきと対戦。31分に相手に退場者が出ると、39分にピーター ウタカのゴールで先制したが、その後は1人少なくなったいわきから追加点は奪えず。ただ、後半の半ばに三浦 颯太が脳震盪の疑いにより救急車で運ばれる事態となり、ピッチ内に少なくない動揺があったことを考慮すれば、相手の攻勢をしのいでよく勝ち切ったと言える。
得失点差や得点数には開きがあるものの、自動昇格圏の2位・長崎とは勝点差3に迫っており、その差を縮めるべく連勝を飾りたい。
過去の対戦戦績は甲府の9勝4分1敗だが、昨季は2引き分けのカードで、現時点での得失点数も同じ。熊本の大木 武監督や甲府の武富 孝介にとっては古巣戦。また、熊本にとってピーター ウタカは昨季のJ1参入プレーオフ決定戦・京都戦の終盤に平川 怜が放ったシュートをブロックされた相手であるなど、何かと因縁のある組み合わせとあって、ピッチ上で熱い攻防が展開されることになりそうだ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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