ホームの大宮は長いトンネルに迷い込んでしまっている。明治安田J2第9節・群馬戦で敗れて以降、前節・町田戦まで5連敗。降格圏の足音が聞こえてくる厳しい状況に陥っている。
この不振の原因は決して1つではないが、得点力不足は大きな課題。5連敗中に奪ったゴールはわずか『1』で、4試合が無得点での敗戦である。第11節・清水戦こそ力の差を見せつけられ、0-3で敗れたが、そのほかの4試合はすべて1点差で接戦を落としてしまっていると考えれば、いかに得点力を欠いているかが伝わってくる。
今季挙げた4勝はすべて先制点を奪えたゲーム。幸先よく先制点を奪い、逃げ切ったゲームもあれば、粘り強い守備で時間を進めて最後に決勝点を奪ったゲームもある。とにかく、先に失点する展開だけは避けたい。
連敗を止めるならこの試合。6試合ぶりに勝点3をつかみ、ホームのファン・サポーターと喜びを分かち合いたい。
アウェイの徳島は最下位に沈んでいるが、ここ最近は復調傾向だ。開幕から11試合勝利がなかったが、前々節・磐田戦でようやく今季初勝利を挙げると、前節・清水戦は後半アディショナルタイムに追いつかれてしまったが、上位チームから勝点1をもぎ取った。現在3試合負けなしとチームの状態は悪くない。
その流れで戦う今節、大宮とは2ポイント差のため、勝てば順位をひっくり返せるシチュエーションにある。最下位脱出に向けた絶好のチャンス。完全に息を吹き返した姿を見せ、反撃態勢を整えたい。
[ 文:須賀 大輔 ]

