岡山はアウェイに乗り込み、甲府に対して粘り強く試合を進めた。相手の時間が長くなった前半を無失点で折り返し、後半はペースをつかんでゴールに迫る回数も多くしたが、得点を奪うことはできず。木山 隆之監督は「最後の質(の向上)だったり、チャンスの数を増やすことをやらないといけない」と試合を振り返った。
水戸は首位を走る町田をホームに迎えた中、採用した3バックが町田の攻撃陣にしっかりと対応。ロングボールを力強くはね返して、前半の被シュートを2本に抑えた。後半、エリキに抜け出されて先制点を許してもタイトな守備を継続し、前線の安藤 瑞季と梅田 魁人の連係で追いついてみせた。
試合を振り返った濱崎 芳己監督は引き分けをポジティブに捉えながら、「得点を奪えるシーンがもう少しあったと思うので、勝ちを拾うためにはそういったところをしっかり決めないといけない」とコメントしている。
互いに攻撃特に得点を奪う最後のところに課題を抱えている中で、FW陣にかかる期待は大きい。
岡山はチアゴ アウベスが中心になる中で、坂本 一彩、ステファン ムーク、櫻川 ソロモンらの力をうまくかけ合わせてゴールをこじ開けていきたいところだ。
水戸は安藤と梅田が軸になる中、チーム最多の5得点を挙げている寺沼 星文や、加入したばかりの永長 鷹虎の個性を生かしていきたい。
岡山も水戸もここまで6勝。なかなか勝利を手繰り寄せられないでいるチームを勝たせるFWの出現が待たれる。
[ 文:寺田 弘幸 ]
