リーグ後半戦に入り、3勝2分1敗と着実に勝点を積み重ねている千葉。「チームが持っているパワーが日に日に上がってきているのを感じる」(小林 慶行監督)と、選手たちが暑い中でもタフに戦い抜く力を体現できていることが、結果につながっている。前節は首位・町田を相手に、今季最多の3得点を記録。田中 和樹は「カウンターの迫力は前節が今までの試合で一番あったと思う。攻撃にかける人数もそうだし、全員がゴールに向かってプレーしていたからこそ、3点取れたと思っている」と振り返った。
選手個々に目を向けると、小森 飛絢が2試合連続得点中、見木 友哉が3試合連続得点中と好調だ。見木は「連続ゴールも伸ばせるだけ伸ばしたい。一昨年の4試合(連続得点)を超えたい思いはある」と意気込む。直近はミドルシュートからの得点が目立つが、今節も思い切り足を振り抜く姿勢に期待したい。
対する山口は、かつて千葉を率いていたフアン エスナイデル監督が今季途中に就任。6試合連続無失点を達成するなど調子を上げてきていたが、前節・秋田戦で7試合ぶりの黒星を喫した。指揮官は「ディフェンスのとき、今まで犯していなかったようなミスが少し出てきてしまった」と悔やんだ。
千葉の小林監督は山口の印象について、「前からのプレッシャーの強度も(名塚 善寛前監督のころと比べて)上がっているし、より明確に人を決めて前から奪いにいっている。GKを含めたビルドアップは前監督のころからかなりクオリティーの高いチームだった」と話す。山口にとってはこうした特長を発揮できれば、3試合ぶりの勝利が近づくはずだ。
[ 文:藤井 匠 ]
