木山 隆之監督体制1年目の昨季にクラブ史上最高順位のJ2・3位でフィニッシュした岡山は、今季の目標をJ2優勝に定めたが、思うように勝点を積み上げることができない苦しいシーズンを過ごしている。
ここまでリーグで最も多い14試合を引き分けており、前節・清水戦は0-1で敗戦。肩を痛めて離脱していた輪笠 祐士は、約2カ月半ぶりに先発出場した清水戦で感じたチームの現状をこう語っている。
「シーズンを通してずっと同じ課題を解消できていないかなと思います。ゴール前で圧力を掛けていく強さが足りないと思いますし、守備に関してもゴール前の強さは昨年ほどのものがないかなと思います」 ゴール前で強さを発揮できない課題を打破していけるかが、終盤戦の大きなポイントになることは間違いない。
今季から指揮を執る黒田 剛監督の下で序盤戦から首位を突っ走っている町田は、初のJ1昇格に向かっていく終盤戦がスタートする。
2日に行われた天皇杯ラウンド16・新潟戦は90分に失点して0-1で敗戦し、黒田監督は試合後に「失点の前にも何本も絶好機はあったので、その決定機を決めなければ、今後のリーグ戦も星を落とすことにつながりますし、ギリギリの勝負で負けてしまうことにもつながってしまいます」とコメントしている。チャンスを決め切ることにこだわって、シティライトスタジアムに乗り込んでくるだろう。
ゴール前の攻防でどちらが上回るのか。両チームの選手がペナルティーエリア付近で繰り広げるプレーに注目していきたい。
[ 文:寺田 弘幸 ]
