徳島は2連敗を喫し、降格圏と勝点差なしの20位に沈む。特に苦戦しているのがビルドアップ。ここ数試合は「違う相手になっても、相手の守備のスイッチが入ってくるシーンが似ている」(白井 永地)と似たようなプレスの掛け方をされて、ショートカウンターからピンチを多数招いている。時間をかけて打開策を講じようとしている様子はうかがえるが、残念ながら映像がリピートされるような悪循環が続いている。ただ、好材料としては負傷離脱者が続々と復帰を始め、前節・町田戦(1●2)では玄 理吾、ルイズミ ケサダ、内田 航平が途中出場を果たした。編成の多彩さ、選手の特徴を生かしながら、状況を変えられるか。
千葉は前節・山口戦で快勝し、前々節・町田戦に続いて2連勝。これで後半戦は4勝2分1敗となった。下位相手に勝点を積み重ねているわけではなく、首位・町田相手に快勝するなど、どこが相手でも勝利できる力を証明し始めている。ただ、今節に限った懸念材料を挙げるとすれば、10番を背負い、ここまで5得点の見木 友哉が累積警告によって出場停止。千葉にとってはスペシャルワンの存在だけに、その影響が出るのか、それとも勢いを加速させる試合になるのか。
残留するためには勝利が必須の徳島。昇格争いに関わるためには勝利が必須の千葉。その思い、どちらが上回るか。間もなくキックオフ。
[ 文:柏原 敏 ]


