前節はスコアレスドローという結果だった両チーム。水戸は熊本のスピーディーな攻撃に苦しみながらも、安定した守備でしのぐと、後半は攻勢に出て決定機を築いた。しかし、決め切ることができず、3試合連続のスコアレスドローに終わった。「勝たなければいけない試合だった」と安藤 瑞季は唇を噛んだ。
ただ、3試合連続で無失点に抑えることができており、不安定な守備で失点を重ねてきたリーグ前半戦から、着実に守備は安定するようになっている。その守備を維持しながら、いかに得点を奪うか。長崎の堅固な守備をこじ開けて、チームの進化を証明したいところだ。
長崎は前節、いわき相手に攻め切れず、勝利を逃した。J1昇格に向けてギアを上げるため、8日に町田からカルロス グティエレスの獲得を発表。さらに守備の安定を図り、攻撃の勢いを出したい意図を感じさせる。今節で合流して間もないカルロス グティエレスの出場があるかは微妙だが、昇格へはずみをつけるために、アウェイに乗り込んでくるだろう。
下位から脱したい水戸と、昇格に向けて追い上げたい長崎の闘志がぶつかり合う一戦は、激戦の予感が漂う。
[ 文:佐藤 拓也 ]