両者の前回対戦は後半アディショナルタイムも5分が経過したところで、町田が相手陣内でボールを奪い、シュートのこぼれ球をDFチャン ミンギュがストライカーばりの反転からゴールを決めて、町田が劇的勝利を飾った。
清水はその敗戦で一度調子を落としたが、ここ8試合負けなし。さらに3試合連続1-0としぶとさを見せて、順位を上げてきた。現在は清水が1試合消化が多い状況で、町田と勝点差11となっている。
前節、清水は山口と対戦。チアゴ サンタナ、乾 貴士、山原 怜音が先発復帰した中、序盤から攻撃を仕掛けて、チャンスを数多く作るも、得点を奪うことができない。特に後半はカルリーニョス ジュニオにボールが集まり、クロスバー直撃のシュートなど惜しい場面はあったが、決め切ることができなかった。それでも、79分だった。乾のスルーパスにオ セフンが抜け出してラストパスを送ると、並走していたカルリーニョス ジュニオが押し込んで待望のゴール。これを守り抜いて、清水がウノゼロで3連勝とした。
町田は前節、2位の磐田と対戦した。43分、藤尾 翔太がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得すると、これをエリキが決めて先制に成功。53分には再び藤尾がPKを獲得すると、これを自ら決めて追加点。後半アディショナルタイムに松原 后の技ありボレーで1点を返されるが、町田が2-1で上位直接対決を制した。
「選手たちが勝ちたいという気持ちを前面に出してくれたことが勝利につながりました。まさに気迫の勝利でしょうか」と黒田 剛監督は言う。このモチベーションを保ち、再び静岡勢との対戦で、自らの地位をより強固なものにする。
[ 文:田中 芳樹 ]

