山口は前節、徳島との下位直接対決となったアウェイ戦を0-2で落とした。前々節・清水戦から先発6人を変更して臨んだが、ミス絡みによる失点もあり、前半のうちに2点のリードを許してしまった。フアン エスナイデル監督は「勝敗を分けたのはシュートチャンスの決定率。サッカーはやっぱり決定率だ」と話したが、90分間で多くのチャンスを作ったことはポジティブに捉えることができる。前半には神垣 陸や河野 孝汰らが惜しいシュートを放ち、途中出場した池上 丈二や皆川 佑介らもチャンスに絡んだ。
対する甲府は前節、ホームで上位を争う磐田と対戦し、0-1で敗戦。磐田の攻撃に耐えながらも作り出した前半の決定機を逃し、後半の終盤にも作ったチャンスを決め切れなかったが、篠田 善之監督は「決定機を作ることができたので、ポジティブに考えている」と話した。
甲府は、今夏加入した中村 亮太朗や松田 陸が出場して持ち味を発揮したことも好材料だろう。篠田監督は「競争意識を持ちながら、彼らをチームにフィットさせていきたい」と話している。
山口は6戦勝利なし、甲府は4戦勝利なしでこの試合を迎える。最近の試合では、チャンスを作りながらも決め切れず、勝利から遠ざかっている両者。勝利のために必要なゴールを決め切るのはどちらになるか。
[ 文:田辺 久豊 ]


