山口は14位で勝点を『42』まで積み上げたが、残り2試合の結果次第では19位になる可能性がある。一方の甲府はJ1昇格圏の京都と勝点差6の3位で、こちらも昇格の可能性はある。どちらも勝利だけを求める一戦になるだろう。
山口は前節、アウェイの松本に乗り込み、終盤にセットプレーで追いついて1-1で引き分けた。試合後に名塚 善寛監督は「一言で言えばよく追いついた試合。最低限の勝点1だった」と話したが、相手ゴール前に迫りながらも歯車がかみ合わず、攻撃面に課題を残した。今節はその課題を克服し、堅守を誇る甲府からゴールを奪いたいところだ。
甲府は前節、アウェイで秋田に2-0で快勝した。伊藤 彰監督は「チームが一体となって戦ってくれたことが今日の勝利につながった」とチームを称え、「次も京都の結果がどうなるか分からないが、可能性がある限り勝ってプレッシャーを掛け続けたい」と力強く話した。
両者の前回対戦は第19節(6月19日)だったが、雨が降り始めた後半に山口が二度先にリードを奪うも、甲府がすぐに追いついて2-2のドローに終わった。甲府からすれば山口に苦しめられた記憶が残っているかもしれない。
「強豪である甲府を相手にどこまで通用するか楽しみにしている。選手には思い切りやらせたい」と名塚監督。ホーム最終戦に訪れるファン・サポーターの前で“名塚レノファ”の集大成を披露したい。
[ 文:田辺 久豊 ]


