ホームの金沢は降格圏の21位に落ちた明治安田J2第32節から3連敗。前節・水戸戦も前半だけで安藤 瑞季にハットトリックを決められるなど、0-3で敗れた。3連敗中は1点も奪えておらず、直近2試合は連続で3失点と苦しい状況が続く。その中で迎える清水戦。前回対戦では0-3と完敗を喫しているだけに、難しい戦いが予想される。それでも、柳下 正明監督は「(Jリーグは)上位にいるチームも下位にいるチームもやってみないと分からない。エスパルスはJ2の中ではもちろん選手の質は一番良い。それでもやってみないと分からない」と、勝点獲得を目指す。
清水は2位・磐田と勝点1差に迫りながら、直近2試合でその差が縮まっていない。それでも、前節は2試合の出場停止から乾 貴士が復帰し、山形相手に前半だけで3点を奪い、3試合ぶりの勝利を飾った。この勝利はチームにとってターニングポイントとなったようで、秋葉 忠宏監督は「悔しい思いをした選手が点を取ったからこそ、いよいよここから全総力をもって、もう1段、2段ギアが上がるなという勝ち方」、「残り8試合、やっていこうという1つの大きな武器が手に入った」と話している。今節はチームトップスコアラーのカルリーニョス ジュニオの出場停止も明ける。死角が見当たらない最高の状態で金沢に乗り込み、今季初の自動昇格圏浮上を目指す。
[ 文:村田 亘 ]