熊本が天皇杯を勝ち上がって当初予定されていたリーグ戦の日程と重なったため、代替日として9月27日(水)の夜に先んじて明治安田J2第38節が開催される。
ともに直近の第36節が日曜日に開催されており、そこから中2日とコンディションが良いとは言えない一戦。
この3連戦が始まる前に、徳島の吉田 達磨監督は「大前提としては1試合ずつ集中すること。とはいえ、熊本戦が中2日であることは頭の片隅に置いてはいる。おそらく、たくさんの選手がピッチに立つことになる」と言及していたように、両者にとって総力戦になるだろう。
しかし、どちらも苦しい現状でもある。
主力に負傷離脱者が出ている影響があることは共通しており、徳島は累積警告がリーチで出場停止になる可能性を抱えている選手も多数いて、引き続きさまざまな計算をしていかなければいけない。熊本のほうはというと、アウェイ戦というディスアドバンテージを抱えている上に、週末の第37節も中2日でのアウェイ戦かつ、13時キックオフのデーゲームとなっている。ちなみに、徳島は週末の第37節まで中3日。ただ、直近を振り返ると徳島は第36節・大宮戦で痛恨の敗戦を喫しているのに対し、熊本は第36節・栃木戦で勝点を『40』に乗せる会心の勝利をつかんだ。また、約3週間の離脱がリリースされていたチームの中心である平川 怜が1試合の欠場だけで驚異の復活を遂げたことも後押しになっていそうだ。精神面では熊本が優位かもしれない。
両者とも降格圏から少しだけ離れてはいるが、最終的にどんなドラマが待っているかは誰にも分からない。生き残りを懸けたサバイバルマッチ。勝点3を奪い合う、激しいバトルが間もなくキックオフされる。
[ 文:柏原 敏 ]


