15勝9分12敗の勝点54で8位の大分は、後半戦に入ってから急激に失速して2ケタ順位にまで後退していたが、前節・水戸戦で6試合ぶりに白星を挙げ、昇格争いにギリギリで食い下がった。水戸戦での勝因の1つは、前々節・徳島戦までの5試合で12失点と崩れていた守備の立て直しだ。相手に退場者が出て数的優位になったこともあり、試合を通じてシュートゼロ本に抑えると、第30節・藤枝戦以来のクリーンシートを達成。
今節は前節で決勝点を挙げた渡邉 新太が累積警告により出場停止。フィニッシュ以外の場面でも存在感を放っていただけに不在は痛いが、前節はベンチスタートだった長沢 駿や町田 也真人、宇津元 伸弥らも控えており、攻撃陣をどう組み合わせるかが楽しみだ。
一方の大宮は8勝6分22敗の勝点30で最下位。降格圏脱出へあとがない状況になっている。残留圏の20位・山口とは勝点9差と厳しい戦いが続いているが、前節・徳島戦は体調不良でシュヴィルツォクを欠く中、オーガナイズされた守備力を発揮して7戦ぶりの白星を手にした。今節は守備の要・カイケが出場停止で不在だが、2試合連続の無失点を目指したい。
ともに前節、好調の相手に土をつけてのひさびさの勝利。今節は崖っぷちに立つ者同士が対峙する、昇格争いと残留争い、それぞれの生き残りを懸けての決死のバトル。果たしてどちらに軍配が上がるか。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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