山口は前節、ホームで群馬と対戦した。前半だけでシュート13本、CK6本と圧倒的に攻め込みながらゴールが遠かったが、69分に梅木 翼がこぼれ球を押し込み、堅守の群馬にウノゼロで勝ち切った。攻守でアグレッシブに戦ってつかんだ勝利に、フアン エスナイデル監督は「必要な勝利だったし、勝ち方もうれしかった。良い試合をして勝ちに値する試合ができた」と話した。前々節・磐田戦も無失点でしのいでおり、2試合連続でクリーンシートを達成。今後も攻守でアグレッシブな戦いができるかに注目だ。
対する金沢は、雷の影響で31分で中断していた明治安田J2第31節・群馬戦が水曜日に行われたため、中3日の連戦となる。その群馬戦は再開直後に奥田 晃也がゴールを決めたが、後半に相手のクロスがそのままゴールに入る、やや不運な形で失点し、1-1に終わった。連敗を『5』で止めたものの、7試合勝利がない苦しい状況だ。中3日で続くアウェイ3連戦の3戦目で、J2残留のために絶対に落とせない試合に臨む。
両者の対戦成績は、金沢が10勝3分2敗と圧倒的に勝ち越している。だが、山口はSV下関で6試合負けなしだ。相性が上回るか、地の利が上回るか。両者にとって絶対に負けられない決戦の舞台は“下関”だ。
[ 文:田辺 久豊 ]