山口は今節が3連戦の2戦目となるが、金沢は延期されていた明治安田J2第32節・長崎戦を先週火曜日に行ったため、この試合が5連戦の4戦目となる。このコンディションの違いが、試合の明暗を分ける可能性もある。
両者の対戦を振り返ると、2020年までの5年間、山口は金沢から勝利できなかったが、昨季は初勝利を含む2勝を挙げ、リーグ戦通算対戦成績は山口の2勝2分9敗。前回対戦は山口が攻め込みながらもゴールを奪えず、後半アディショナルタイムに金沢がカウンターから大石 竜平がゴールを決めて1-0で勝利している。
近況を見ると、山口は接戦を演じながらも勝点を積み上げられない試合が続いていたが、前々節・横浜FC戦で2点差を追いついて3-3の引き分けに持ち込んだあと、前節・町田戦は沼田 駿也のゴールで1-0の勝利を収め、今季アウェイ2勝目を挙げた。ここに来て結果が伴い始めており、ホーム戦となる今節でさらに勝点を積み上げて上昇気流に乗りたいところだ。
名塚 善寛監督は「やってきていることを皆がだいぶ理解できている。夏から入ってきた選手もチームに新しい風を吹かせてくれている」と話す。
金沢は順位では山口の1つ上にいるが、得失点差が-17と失点の多さが目立ち、第27節・新潟戦から3試合連続で3失点、そこから2試合連続で4失点と大量失点が続いた。前節・千葉戦は3バックに変更して臨み、GK白井 裕人の好守もあって複数失点は防いだが、0-1で敗戦している。厳しいコンディションで迎えるこの試合で、集中した守備を見せることができるかに注目だ。
[ 文:田辺 久豊 ]


