「まだ優勝は決まっていない。J1昇格を決めたことは1つの成果ですが、優勝してJ1の舞台に殴り込みにいくことが理想です」 今節・金沢戦は町田にとってのホーム最終戦。試合前日に清水が熊本戦で引き分け以下に終われば、町田の優勝は試合前に決まるが、ホームのサポーターを前に勝利で有終の美を飾ろうと、町田の選手たちは意気込んでいる。また、もう1つ勝ちたい理由が、今季限りで現役を退く太田 宏介の引退セレモニーを勝利で迎えること。地元での現役ラストマッチを前に太田は「得点シーンに関わりたい」と語気を強めた。
一方、アウェイに乗り込む金沢は前節で21位以下が確定。前節・山形戦後の選手たちは失意に暮れたが、ある意味開き直って戦えることは、首位の相手を苦しめることにつながるかもしれない。町田のチーム主将である奥山 政幸は、こう言って金沢を警戒する。
「長いリーグを戦った上での21位以下は決まっていますが、次の試合だけを切り取れば、何も関係ない」 町田との公式戦は現在5連敗中だが、金沢の選手たちにもプライドがある。首位撃破のキーマンは、昨季と今季で1ゴールずつ町田から決めている林 誠道か。
[ 文:郡司 聡 ]
