2試合を終えてともに無失点と守備の堅さを見せている両チームだが、得点は『0』と『1』。特に前節は両チームともに好機の数と得点の数が釣り合っていなかった。「チャンスを生かし切れなかった部分もあったため、今後は決定力や精度を高めていかないといけません」(町田公式サイトより)とランコ ポポヴィッチ監督は課題を口にしている。そういった意味でも今節は両チームに在籍する、リーグを代表するベテランストライカーに注目したい。
町田には3月2日に誕生日を迎えた鄭 大世が在籍。Jリーグ通算279試合出場105得点という記録を持つストライカーは、これが38歳になって迎える最初の試合。そして、町田というクラブにとっては次の勝利がJ2での100勝目という記念すべき試合でもある。金沢相手に昨季もゴールを決めている男が、自身とクラブのためにメモリアルなゴールを狙う。
一方の金沢には約1カ月後の4月11日に37歳を迎える豊田 陽平が在籍。こちらもJリーグ通算443試合出場154得点と、十分な実績を誇るストライカーだ。“郷土愛Jリーガー”を自負する男にとって高校生以来の石川県西部緑地公園陸上競技場での試合は凱旋ゴールで祝うのがふさわしい。
[ 文:村田 亘 ]