大分は10日、昨季から指揮を執る下平 隆宏監督の今季限りでの退任を発表。シーズンを通して安定した戦いができず、無念にも昇格の目標は達成できずにチームを去ることになるが、最後にホームスタジアムでファン・サポーターに恩返しをと勝利を期す。群馬戦に向けての練習後には「われわれは消化試合だとは思っていない。もちろん順位のこともあるが、大事なのはシンプルに勝つこと。おそらくたくさんのサポーターが来てくださるのではないかと思っている中で、われわれのホームで勝って今季を終えることだけを考えたい」と、あらためて誓った。
群馬は大槻 毅監督体制2シーズン目にして、昨季のJ2・20位フィニッシュから大きくジャンプアップ。今節で勝利すれば、クラブ史上最高成績である2008年と2011年のJ2・9位に並ぶことができる。前々節・山形戦、前節・千葉戦と連続して1-2で敗れており、3連敗は避けたいところでもある。
第39節・栃木戦から下平監督が得意とする[4-3-3]を採用し、好機の数をぐっと増やしながらも決定力不足に悩む大分は、ここまで42失点とリーグ4位の堅守を貫く群馬の牙城をこじ開けることができるか。昇降格は懸かっていなくとも、エンターテインメントたるにふさわしいゲームを繰り広げて今季を締めくくりたい。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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