ホームでの開幕戦で昇格のライバルである山形に2-3で敗れた千葉にとって、今節は負けなければいいのではなく、なんとしてでも勝ちたい一戦だ。そのぶん、緊張感がある独特の雰囲気で、硬くなることもあった開幕戦とはまた違ったプレッシャーを受けることになるかもしれないが、それを乗り越えてこそ、昇格を目指すチームの力と言えるだろう。
もとい、小林 慶行監督は開幕から2試合続けてホームで戦えることを「すごく大きなチャンス」と捉えている。その理由を次のように説明した。
「ジェフを取り囲む空気感が変わってきている中、関心を持ってくれている方が増えている中で、『ジェフのサッカーって面白いんだね』と思ってもらえるチャンスがある。自分たち現場の人間だけではなくて、クラブとしてすごく大きなチャンスだと捉えています」 その思いがあるからこそ「開幕戦の敗戦はショックだった」と言うが、一方で「次こそは、という思いはさらに強くなっている」とも言う。
一方の藤枝は、ホームゲームでのクラブ史上最多入場者(7,243人)を記録した前節、長崎と0-0で引き分けた。勝利こそ逃したものの、パスをつなぎながら優位に試合を進める時間帯もあり、浅倉 廉のポスト直撃シュートなど決定機も作った。今節も昇格候補との対戦になるが、さらに自信を深めるべくフクアリに乗り込む。
今季初勝利を挙げるのはどちらか。まだ第2節ではあるが、開幕戦の戦いも踏まえれば、両チームにとって今季の行く末を占う重要な一戦になりそうだ。
[ 文:菊地 正典 ]
