より勝利が欲しい状況と言えるのが、群馬だろう。JリーグYBCルヴァンカップも含めたここまでの公式戦4試合を振り返ると、どの試合も90分の中でゴールは奪えているものの、追加点をマークできていない(ルヴァンカップ1stラウンド1回戦・相模原戦は延長戦で3点を追加)。また、全試合で失点を喫しており、リーグ戦では勝利が奪えていない。前節・千葉戦の前半は「表現を考えずに言えば、ビビった」(佐藤 亮)戦いで防戦一方となり、ハーフタイムを迎えるときには2失点を喫していた。後半は修正できてペースを奪い返したものの、前線からのプレッシャー、最終ラインの押し上げは喫緊の課題となっている。一方で、個に焦点を当てれば佐川 洸介、山中 惇希といったアタッカー陣に勢いがあり、髙澤 優也もここまで2ゴール。彼らをうまく生かしたい。
今節の相手・愛媛について、大槻 毅監督は「切り替えもしっかりやるし、積極的にフットボールをしている」と評した。マイボールを大切に、しっかりとビルドアップしてくる印象だ。中でも新加入の窪田 稜、加入2年目の山口 竜弥がサイドで積極的な仕掛けを見せており、特長を発揮している。石浦 大雅が攻撃で見せるイマジネーションにも注目だ。
両者が対戦するのは2021年8月以来。直近4試合は群馬が3勝1分と優勢だが、その前の6試合は愛媛の全勝だった。3シーズンぶりの対戦となる今節の行く末はどうか。
正田醤油スタジアム群馬らしく、この試合も強風が吹き荒れそう。横殴りの風の中で集中力を保って戦いを進め、主導権を握れるかどうかもポイントになりそうだ。
[ 文:田中 直希 ]
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