J1昇格を目指す9位・甲府(勝点22)が、4位・横浜FC(勝点28)をホームに迎える明治安田J2第17節。横浜FCは2位の長崎まで5ポイント差で自動昇格、1年でJ1復帰への道は見えており、首位の清水にホームで2-0で勝った前節の勢いや流れを(JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦敗退から切り替えて)持ち込みたい。ホームの甲府はケガ人が多く、紅白戦もままならない状況だが、前節・岡山戦は“A級の決定機”を多く作った。しかし、無得点で敗れており、失点の多さを攻撃力でカバーできずという悲しい試合から立ち上がって勝利が欲しい。
横浜FCが自動昇格圏まで5ポイント差なのに対して、甲府はJ1昇格プレーオフ圏まで5ポイント差と、昇格レースでは厳しい現状。みんなが“まだ半分以上残っている”とポジティブになる必要があるが、ポジティブになれる理由を見せたい今節。ケガ人が多い中で
ピーター ウタカ、
アダイウトンというJ2ではトップクラスの局面打開力を持つアタッカーを生かしたい。岡山戦では
ピーター ウタカも
アダイウトンも、日本人アタッカーもみんな決定機で不発。GK
スベンド ブローダーセンに防がれたシュートもあったが、ほとんどは枠に飛ばせなかった。5試合連続で複数失点中であり、勝利を得るためにアタッカー陣がチームを助けるとき。失点がリーグで一番少ない横浜FC相手に先制点を挙げ、追加点という流れを引き寄せるためには、ワンチャンスを決める集中力と決定力、ちょっとの運も欲しい。
横浜FCは水曜日のルヴァンカップで名古屋に1-3で敗れた。四方田 修平監督は「チームとして本気で勝ちにいったので悔しい」と話したが、前節から大幅にメンバーを変更して臨んでおり、今節に向けて主力選手のコンディションに問題はないはず。失点が多い甲府相手に確実に勝って、長崎にプレッシャーを掛けたい。
[ 文:マツオ ジュン ]