水戸は現在3連敗中。森 直樹監督が指揮を執り始めた明治安田J2第14節・熊本戦から2連勝を飾ったものの、現在は4試合勝利から遠ざかっており、勢いが失われつつある。再び浮上するために、そのきっかけをつかみたい一戦だ。
12日にえがお健康スタジアムで行われた天皇杯2回戦・熊本戦は2-1の逆転勝利を収めた。前節・愛媛戦から先発全員を入れ替えて臨んだ中、チャンスを手にした選手たちが躍動したことはチームにとって大きな刺激を与えている。さらに激化したポジション争いがチームに勢いをもたらすことだろう。その成果を今節で発揮したい。
水戸にとって秋田は、過去に一度も勝利したことのない天敵とも言える存在。前回対戦は先制したものの、追いつかれてドローに終わっている。今節こそ、秋田の徹底したサッカーをはね返しながら、自分たちの強みを発揮して勝利をつかみたい。
一方、秋田としては上位浮上のために負けられない試合となる。ここ4試合負けがなく、安定した試合運びによる手堅い戦いができている。今節もロングボールを多用したサッカーで相手を押し込み、セカンドボール争いや1対1にこだわる姿勢を見せてくれることだろう。そうした“バトル”の局面でどちらが上回れるかが勝負のカギを握ることとなる。
水戸が秋田戦初勝利を挙げるか。それとも、相性の良さを生かして秋田が勝利をつかむのか。両チームのスタイルがぶつかり合う激戦が予想される。
[ 文:佐藤 拓也 ]