アウェイの秋田は12勝9分12敗の勝点45で10位。6位との勝点差は『7』で、ここから追い上げられるか。前節は小松 蓮の2得点の活躍もあって、徳島に2-0と快勝。勢いをつけて仙台に乗り込む。
吉田 謙監督の下、長期にわたり育まれている空中戦の強さが秋田の武器であり、これを最大限生かすスタイルを貫く。ディフェンスリーダー・河野 貴志を中心に相手の攻撃をはね返し、ロングフィードの競り合いとそのこぼれ球をめぐるバトルを制して相手ゴールに向かう。畑 潤基のようにドリブルで変化を加える選手の存在も面白い。ハイボールやセットプレーで相手を押し切るプレーをどれくらい見せられるだろうか。
ホームの仙台は15勝10分8敗の勝点55で5位。自動昇格の可能性はなくなってしまったが、プレーオフを3位で迎える可能性が残されている。前節・山口戦は中島 元彦のゴールを守り切って、4試合ぶりに勝利。再び上昇気流に乗りたいところだ。
仙台は森山 佳郎監督の下、強烈なプレッシングでボールを奪い、シーズンを通じて攻撃の選択肢を増やそうとしている。秋田との前回対戦である明治安田J2第4節は当時の主力武器であるショートカウンターがハマらずにスコアレスドローに終わったが、今回は成長を示すことができるか。前々節・甲府戦で先発に復帰した点取り屋・中山 仁斗と、ポストプレー等多くのタスクをこなすエロンの2トップには特に期待がかかる。工藤 蒼生のミドルシュートや、セットプレーでの菅田 真啓のヘッドといった攻撃手段にも注目したい。
[ 文:板垣 晴朗 ]


