ここまで5試合を終えて、大分は1勝3分1敗の勝点6。5戦で3失点と守備では安定感を見せている一方、得点は『3』しか挙げられておらず、攻撃面はまだ構築途上にある。今季初黒星を喫した第3節・仙台戦で課題が浮き彫りになると、前々節・水戸戦も低調な内容となり、前節・山口戦からはシステムを変更。これにより選手間の距離が改善され、連係や連動が見られるようになったが、スコアは1-1で獲得した勝点は『1』にとどまった。今節はその手ごたえを結実させ、開幕戦以来の白星を手にしたい。
選手に目線を移すと、昨秋の負傷から復帰し、前節で今季初先発を果たした伊佐 耕平が好調で、攻守で存在感を発揮中。また、前節加入後初ゴールを決めてチームに貴重な勝点1をもたらした榊原 彗悟も、機動力を生かしてショートカウンターの起点となる。
一方の藤枝は現在、2勝2分1敗の勝点8。開幕戦こそ徳島に敗れたが、その後は4戦無敗で、直近3試合は7得点と攻撃力を結果に結びつけている。巧みにポゼッションしてゴールに迫るスタイルは、5シーズン目の指揮となる須藤 大輔監督が徐々にバージョンアップを図りながら浸透させてきたものだ。
前節・いわき戦、負傷した杉田 真彦に代わって56分から出場した梶川 諒太が、今節はボランチで先発するとみられる。ディアマンカ センゴールの後ろに金子 翔太と千葉 寛汰が並ぶ1トップ2シャドーも好調だ。
大分の片野坂 知宏監督は「やられてはいけないところを管理しなくてはならない」と気を引き締めながら、スキを突いて得点を狙う構え。ここまで通算六度の対戦ではすべて大分が勝利している。今節も大分がその記録を継続するか、藤枝がストップするか。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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