ホームの磐田は前節、山形と対戦した。ボールを保持して相手陣へ押し込むことはできていたが、90分を通じてシュートが4本と苦戦。今季初の引き分けに終わり、2021シーズン以来のリーグ戦4連勝とはならなかった。
ただ、清水との“静岡ダービー”となった水曜日のJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦では、「山形戦ではボールを持ったときにチャレンジできなかったが、今日はボールを持ってチャンスを作るというチャレンジができた。こういうパフォーマンスが見られて良かった」とジョン ハッチンソン監督も納得のパフォーマンスを披露。開始早々に先制こそ許したが、その後は終始、磐田がボールを保持してゲーム内容で圧倒。最終的には川﨑 一輝とリカルド グラッサのゴールで逆転勝ちを収めた。自分たちの目指すべきパフォーマンスを最大限発揮した上で、6シーズンぶりのダービー勝利を飾った勢いをリーグ戦につなげていきたいところだ。
対する熊本は前節、富山と対戦。磐田同様にスコアレスドローに終わり、こちらは連勝が『2』でストップした。
磐田からすれば、熊本は磐田と同じ降格組の札幌や鳥栖に対して勝利を飾っているため、決して侮れない相手であることは間違いない。そんな熊本のことをジョン ハッチンソン監督は「ユニークなチーム」と表現し、「対戦する監督として、フォーメーションやプレスの掛け方だったり、フットボールのプレーの仕方はなかなか経験することができないチームだと思っている」と警戒している。
保持の仕方に明確なスタイルがあるチーム同士の対戦は、完成度の差が勝敗を左右する90分間となる。
[ 文:森 亮太 ]
