磐田は前節、藤枝との“蒼藤決戦”を勝ち切って今季三度目の連勝をマーク。また、7試合ぶりのクリーンシートを遂げ、失点が続いていた守備面でもポジティブな結果をつかむことができた。
ホームチームとしては、失点を減らすことが目下の課題だ。ジョン ハッチンソン監督は、週明けの練習前に守備の映像をピックアップし、「より崩されないことを強調した」という。もちろん攻撃的なスタイルを崩すつもりはないが、「私は守備のところを重要視していて、その守備によってタイトルが獲れると思っている」とジョン ハッチンソン監督。連勝を伸ばすことと同時に、無失点にこだわるゲームを見せることが次の成長へのステップとなる。
その中で今節は、磐田市の小学5、6年生約3,500人をヤマハスタジアム(磐田)へ招待する 『一斉観戦』が行われる。2011年から始まった年に一度の一大イベントでは(※2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止)、過去10勝3敗、2019年以降は5連勝中と好成績を収めてきた。このイベントが行われた昨季の明治安田J1第16節・湘南戦では、2点ビハインドの状況から逆転勝ちを収めるなど、シーズンの中でも印象に残るゲームを繰り広げてきた。子どもたちの声援を受ける中、サッカーの面白さと勝利の喜びをピッチで示さなければいけない一戦となる。
対するいわきは開幕から9試合勝ちなしと苦しんだが、第10節・富山戦で今季初白星を飾り、その試合から6戦負けなし。ただ、直近3試合はいずれも1-1のドローと勝ち切れない試合が続いている。2点目を奪ってより勝利に近づくべく、チームトップの4得点をマークしている谷村 海那や、前節・札幌戦で今季初ゴールを決めた熊田 直紀ら攻撃陣が、チャンスを仕留めていけるかがポイントになるだろう。
[ 文:森 亮太 ]
