いわきはリーグ前半戦を終えて15位。開幕9試合未勝利という事態から立て直し、19ポイントを重ねていまに至る。上位進出という目標からは遠ざかっているものの、この立ち位置で満足する集団ではない。
勝点を逃す大きな要因になった失点パターンはいくつかあるが、田村 雄三監督は失点場面の手前の段階での落ち度が失点に直結していることを指摘している。谷村 海那が前節・山口戦後に「すぐに改善できること」と訴えたように、簡単なミスを減らすことが失点数減少につながるはずだ。
現在はケガ人が各ポジションで相次いでいるが、プラス要素もある。3試合連続得点中の谷村 海那、前々節・熊本戦で2ゴールを挙げた熊田 直紀の強力2トップは良いコンディションを維持している。特別登録期間に加入した佐々木 雅士とキム ヒョンウは山口戦で加入後初出場を果たし、アピールに成功した。また、U-20日本代表に選出されていた石渡 ネルソンが今節から合流する。より結果が求められるリーグ後半戦の初戦は、勝利が必須となる下位直接対決。リーグ前半戦で達成できなかった複数得点&無失点を成し遂げる試合にしたい。
富山は明治安田J2第4節・磐田戦を最後に勝利がなく、リーグ前半戦を終えて19位に沈む。小田切 道治前監督の退任を経て、安達 亮監督が就任して以降のリーグ戦は1分2敗。直近2試合は0-1で敗れ、1点差に泣く展開が続いている。今節は15試合未勝利という悪い流れに終止符を打ち、浮上のきっかけをつかむ試合にしたい。
[ 文:柿崎 優成 ]
