その戦いを受けて、今週は「鳥栖戦の1試合ではなくて、その先の部分を見据えてだが、みんなのマインドをしっかりとそろえるようなことをメインに取り組んだ」と小林 慶行監督は言う。
どのようにマインドをそろえたのか。その上でどんな戦いを目指すのか。常日頃はメディアの質問に対して丁寧に答える小林 慶行監督が、「その質問に対する答えをピッチ上で出したい」と明言を避けた。普段とは違う様子、言葉であれこれ説明しないということにこそ、鳥栖戦に向けた強い意気込みを感じさせた。
選手たちも口々に「ベクトルを合わせた」と話している。もちろん相手もあることなので必ずしもうまくいく、思いどおりに表現できるとは限らないが、“これが千葉のサッカー”という気概を見せる試合になりそうだ。
鳥栖は前節、いわきを1-0で下して4試合ぶりに勝点3を手にし、昇格戦線に踏みとどまった。ここで上位相手に勝てるかどうかは、シーズン後半戦で順位をひっくり返せるかどうかの指針にもなるはずだ。
6試合勝てずに首位から順位を下げた千葉。シーズン序盤はつまずきながらも順位を上げてきている鳥栖。状況は異なるが、それぞれがJ1昇格を目指していることに変わりはない。勝点差も『5』とそれほど離れていない。それぞれにとって極めて重要であり、シーズン後半戦の流れを占うような一戦になりそうだ。
[ 文:菊地 正典 ]
