ホームで再スタートする富山は、大宮との通算対戦成績が1勝2分と負けなし。5月の前回対戦では二度リードを許す苦しい展開を強いられたものの、松岡 大智と碓井 聖生(現福岡)のミドルシュートで追いつき、2-2の引き分けに持ち込んでいる。当時の小田切 道治監督から安達 亮監督に指揮官が代わり、今度はより攻撃的なサッカーで挑む。
7月には仙台から實藤 友紀、大分から香川 勇気を完全移籍で獲得した。いずれもボールさばきがうまい経験豊富なDFで、守備力のアップに加えてボール保持の安定とチャンスメークに直結する配球にも期待が寄せられている。中断期間では人数をかけて攻め込み、ボールを失ってもすぐに奪い返して攻撃を継続する理想形を具現化すべくトレーニングを積んだ。その成果を発揮して得点につなげられるか。
大宮は前節・甲府戦で敗れて今季初の2連敗を喫し、7戦勝ちなし(5分2敗)。勝点3差の自動昇格圏に食らいつくために、中断明けの初戦で流れを変えたい。甲府戦はPKの失敗など、何度もあった決定的なチャンスを逃したのが痛かった。直近4試合で1ゴールと得点力に苦しんでいるだけに、豊川 雄太や藤井 一志といったストライカー陣にはゴールをこじ開け、チームを勢いづける働きが求められている。
[ 文:赤壁 逸朗 ]
