いわきはリーグ後半戦で2勝2分1敗と悪くないスタートを切った。中断明け初戦の前節・千葉戦は先制しながら、後半に逆転を許す苦しい展開を強いられたが、辛うじてドローに持ち込んだ。上位相手との試合が続く中で着実にレベルアップを図り、彼らとの力の差を感じることは少なくなってきた。
ただ、今節対戦する磐田は、前回対戦(明治安田J2第16節/0●2)で力の差を大きく感じさせられた相手。磐田の武器である両ウイングの特長を出させてしまったことや、警戒していたクロスから失点を喫したことは痛恨だった。その中で今週、磐田戦に向けてポイントを絞ってトレーニングに打ち込む姿は、この試合に懸ける思いの強さが表れていた。2023年の初対戦以降、一度も勝利したことがない相手を迎え撃つメモリアルマッチで、クラブの歴史に残る金星を挙げたい。
一方、磐田はリーグ後半戦で2勝3敗と黒星が先行。中断明け初戦の前節・秋田戦では1-4とまさかの大敗を喫した。秋田同様にいわきも球際やデュエル、走力に強みを持つ相手なだけに、ベースで上回り、その特長を発揮させないことが連敗阻止に向けて求められる。
また、秋田戦では4失点のうち3失点がセットプレーによるものだった。いわきは総得点30のうちセットプレーから15得点を挙げているため、今節は前節からの修正力が問われる。上位争いに食らいつくべく、絶対的な個の力と両翼を生かした攻撃を武器に、シーズンダブルを達成したい。
[ 文:柿崎 優成 ]
