アウェイの水戸は、現在15勝8分5敗の勝点53で首位に立つが、8月は1勝2分2敗と苦戦。前節は山口を相手に二度のリードを守り切れず、2-2の引き分けに終わった。
エースでここまで13得点の渡邉 新太を筆頭に、攻撃のスイッチが入ったときに多数の選手が互いを生かしながらゴール前に走り込む様は迫力あり。この夏に加入した塚川 孝輝ら新戦力のフィットを進めて臨む今節、複数失点が3試合続いている守備を立て直せるか。仙台から期限付き移籍中の知念 哲矢が契約上出場できない中で、守備でも互いをカバーするランニングができるかが問われる。
ホームの仙台は、12勝11分5敗の勝点47で6位。水戸との勝点差6をこの試合で詰めたいところ。こちらも8月は1勝3分1敗と苦しんだ。前節・愛媛戦も終盤までリードを許し、猛攻の末に山内 日向汰の加入後初得点となるPKで追いつくことはできたが、勝ち越しには至らなかった。
猛然と相手ボール保持者に襲いかかる組織的なプレッシングが仙台の持ち味だが、この暑い夏場はその強度が維持しにくく苦戦。ボールの取りどころを変えるなど試行錯誤してきたが、暑さのピークが過ぎたいま、再び守備の勢いを攻撃の勢いに転化する良い流れに持ち込めるか。攻守ともよく走りゴール前にも頻繁に顔を出す郷家 友太や荒木 駿太を先頭に、迫力のあるランニングを披露したい。古巣対決となるボランチ・武田 英寿とSB石井 隼太のレフティーコンビにも期待だ。
[ 文:板垣 晴朗 ]


