水戸は前々節に当時3位の横浜FCと引き分けており、上位と対峙した直近2戦で勝点4を手にすることができた。その要因となったのが、3バックへの変更。「前向きで守備ができるようにしたい」と森 直樹監督がその意図を話すように、前節は自陣で堅固な守備ブロックを組み、中盤でのボール奪取から果敢に長崎ゴールに迫って、ペースを握った。
その中で輝きを放ったのが、新戦力たち。6月末に加入した長澤 シヴァタファリが17分にCKを頭で合わせて先制すると、後半開始から投入された中島 大嘉が水戸デビューからわずか4分後の49分にゴールを決めて、チームに勝利をもたらした。
新たな戦術、新たな戦力が加わり、パワーアップした水戸が今季二度目の連勝を狙って今節に挑む。
対する仙台は森山 佳郎監督の下、今季積み上げてきたアグレッシブなスタイルの威力が高まっている。それを証明したのが前節・清水戦。首位チーム相手に恐れることなく、果敢にプレスを掛けて清水の攻撃を封じ込め、自分たちのペースに持ち込んだ。そして、2ゴールを奪って勝利を手にした。
水戸はJ2残留に向けて、仙台はJ1昇格に向けて、非常に大きな意味を持つ一戦。勝利を手にするのは果たしてどちらのチームか。
[ 文:佐藤 拓也 ]